ドバイ国際空港より

このコラムを書いているのは、日本時間29日12時15分、UAEドバイ時間7時15分です。
来週、スイスチューリッヒのヘッジファンド、投資家等とのミーティングへ向かう途中、初めてドバイ国際空港に降り立ちました。
ドバイ国際空港というと、映画好きな方がすぐに思い浮かべるのは、トム・クルーズ主演の映画「ミッション:インポッシブル : デッドレコニング」のロケ地の一つとして使用されたことではないでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=4nvpSeMz9nE

テクノロジーを駆使したスパイ映画にフィットする空港として、ドバイ国際空港が選ばれたことは、空港の先進的なデザインと多様な施設が映画制作にとって理想的なロケーションであることを物語っています。

ドバイ国際空港に降り立つと、その活況に圧倒されます。私は、早朝6時前に空港に到着しましたが、早朝というのが嘘と思えるくらい、巨大なターミナルには世界中から訪れる旅客がひしめき合い、多様な文化と国籍が入り混じる光景が広がっています。この空港は、単なる交通の要所にとどまらず、ドバイの急速な経済発展を象徴する存在であることを感じます。

かつては砂漠の小さな貿易港に過ぎなかったドバイですが、今日では中東の経済・金融ハブとして、目覚ましい発展を遂げています。1970年代の石油ブームを契機に、ドバイは石油収入を元手にインフラ整備と多角的な経済政策を進めています。

ドバイ国際空港は、旅客数と貨物取扱量の両面で世界のトップクラスに位置し、年間数千万人の旅客が利用し、その規模と効率性は世界中の航空業界から高く評価されています。
https://forbesjapan.com/articles/detail/70494/page2

ドバイの経済発展は、他の多くの中東諸国と異なり、石油依存からの脱却を目指した多角化戦略にあります。ドバイ政府は、自由貿易地域を設置し、外国企業の誘致を積極的に推進しており、ドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センター(DIFC)はその一例です。

ドバイ国際空港における目覚ましい活況は、まさにこの都市の発展の縮図だと思います。ここには未来を見据えた大胆なビジョンと、それを実現するための強い意志が感じられ、高齢化社会の到来、人口減、所得額が伸びないというマイナスなニュースが多い日本とは全く真逆な勢いを感じるのは、私だけではないでしょう

1998年、香港国際空港が開場され、英国流の洗練されたビジネス環境と低い税率で、世界中のマネーを呼び寄せ、2000年以降、アジアの金融センターの地位を東京から奪った当時の香港のような勢いを、このドバイに感じます。

ドバイの経済発展と空港の活況は、砂漠の小さな港町からグローバルな都市へと成長を遂げた奇跡の物語であり、政治・経済で中国本土のルールが持ち込まれ、勢いを失ってしまった(私の個人的なイメージでは、2015年以降)香港は、かつての東京のように、ドバイに金融センターの地位を奪われる日はそう遠くないかもしれません。

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