先週、私は出張でドイツに滞在していました。ヨーロッパへ行くのはコロナ前の2018年以来で、1週間近くドイツ語に触れるのは、銀行勤務時代2000年11月にスイス・チューリッヒを離任して以来でした。しかしながら、出張最終日になると、20年以上前にほんの少し使っていた片言のドイツ語を思い出していて、レストランでのオーダーや会計はドイツ語で済ませていました(笑)
ドイツ人のコミュニケーションの特徴としては、よくしゃべることです。
ドイツ人の日常は、
・朝:カフェは通常7時から開店するので、出勤前にカフェで、会社の同僚や友人と会話をしながら、コーヒーやエスプレッソを楽しんでいる光景をよく目にします。日本の早朝のカフェは、静かでシーンとして、一人でスマホを見ている人がほとんどの日本とは大きく異なります。
また、早朝は気温5度くらいしかありませんでしたが、このくらいの気温であれば、外のテラス席でコーヒーを飲んでいる人もいます。
・昼:昼食に出かけると、ほぼどのテーブルにもビールかワインがあります。たまに、ビジネスランチのようで、水だけで済ませているテーブルもありますが、どちらかというと珍しい方です。
ここでも、皆よくしゃべります。
話すことが好きなドイツ人には、日本の立ち食いそばや牛丼チェーン店は不向きかもしれません。(笑)
・夜:レストランでは、ビールやワイン片手にわいわいがやがや、とにかくどのテーブルもよくしゃべっています。
ちなみに、ドイツの「お酒の年齢制限」は
18歳:スピリッツ、ウイスキー、グラッパ等アルコール度数が高いお酒を飲めます。
16歳:ビール、ワイン、スパークリングワイン等、アルコール度数が低いお酒を飲めます。
14歳:上記のアルコール度数が低いお酒は、親や親権者が同席のもと許可していれば、飲めます。
たまに、家族連れのテーブルで、どう見ても高校生か中学生の子どもが少し赤い顔をしていることがありますが、これは違法ではないのです。
全体的な印象としては、やはりビールやワインを楽しみながら、“わいわいがやがや”している光景を見ると、活気があるなと感じます。
ホテルでのチェックインでの会話も大きく異なります。
私がチェックインしたホテルでも、
受付:「本日から1泊ですね。まだお部屋の用意ができておりません。これからのご予定は?」
筆者:「今日は滞在最終日で明日帰国するので、ビールを楽しんできます。15時くらいには戻ります」
受付:「それはグッドアイデア! 15時にはお部屋の用意ができています。ドイツの滞在はどうでしたか?」
筆者:「車で移動したので、楽しかった。先ほど、ホテル玄関前でポーター(ホテルスタッフ)に車のカギを預けましたが、車を移動する必要がありますか?」
受付:「車はあなたが移動しても良いし、ポーターに任せても良いのですが、どちらにしますか?」
筆者:「駐車場入口が狭そうなので、ポーターにお任せしたい」
受付:「はい、わかりました。では、荷物は預かりますので、楽しんできてください」
おそらく日本であれば、
チェックインは15時以降であること、車は指定する駐車場に入れてください。という要件を伝えられて終わるのが普通ですが、「これからのご予定は?」と質問するあたりが、いかにもおしゃべりが好きなドイツ人の会話だなと感じました。
日本人は、Yes/Noで答えられる質問をしがちですが、会話によってコミュニケーションを深めるには、詳しい情報を引き出すための開かれた質問を使用することが重要であることを再認識しました。
例:「どのように感じますか?」「どう思いますか?」「今後の予定は?」「どうやったら解決できますか?」
皆さんも、職場や私生活で、少し質問力を意識してみてはいかがでしょうか?
PS : 海外出張で、5年前と比べて、便利になった点は、やはりChatGPTでした。以前は、現地のグルメサイトや、Yelpのようなアプリでレストランを探していましたが、今回は、ChatGPTに、「私は●●ホテルに滞在しています。このホテルの近くで、現地で人気のレストランを教えてください。」と尋ねると、5件ほど人気のレストランを提案してくれました。


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