今年も昨年同様、スイスから20年来の友人であり、現在も海外におけるビジネスパートナーである、Alprime Capital(ヘッジファンド・資産運用会社)のCEO, Ivo Winistoefer(以下、Ivo)が来日、17日日曜、早朝7:30頃シンガポール経由で来日したので、成田空港まで出迎えに行きました。
今年は例年より、車中で話をする内容も多く、東京でのスケジュール確認のため、同日、夕方から一緒にワインと食事を楽しみました。

現在、私の長男が大学2年生で、夏休みがほぼ2カ月間あることから、7月下旬から今月9月25日まで、IvoがCEOを務めるAlprime Capital(スイス・チューリッヒ市)で職場体験(インターンシップ)をしています。
Ivoに、「長男にどんな仕事をさせているか?」を尋ねたところ、「空売り、裁定取引をしたい業種があるので、その業種を調査させている」、と回答がありました。
どんなに高校や大学で勉強しても、実際に、高校や大学の勉強で、社会で役立つことがあるのか?また、今後、大学に戻った時、何を勉強した方が良いのか?
その学ぶ目的を明確化するには、こういう時期もあっても良いのかな、と思っています。
私の家系には、帰国子女は誰もいません。父も独学で英語を学び、読み書き、会話もできていましたし、私も、語学研修、まして海外留学など一切経験ないまま、33歳の時、東京からスイス、37歳の時、米国へ転勤となり、その場で、英語を学びました。
私の子ども達も、ほとんど海外旅行など行ったこともなく、まして短期留学などさせたこともありませんが、長男は英語の成績は良かったので、今ではすっかり馴染んで、見習い仕事をしているようです。
子どもには英語を話せるようになってほしいという、親御さんが多く、幼少期から英語に触れさせる機会を作っているご家庭もあるようですが、私は、個人的にはあまりおススメしません。
なぜなら、語学は手段であって、目的ではない(一部、通訳者、翻訳家等を除く)ので、まずは母国語で、思考力を鍛錬する方が大切だと思っています。思考力が出来上がらない時期に、二つの言語を学ぶのは、むしろ、どちらの語学回路で思考したら良いか、わからなくなり、子どもに思考の混乱を招くケースがあると思われます。(最悪なことに、親も子どもも、思考に混乱が生じていることに気づきません)
また、高校、大学、社会人、そして、社会人になってから少しずつポジションが上がっていくと、その人が持つ思考力、思考力に深さ、思考力の柔軟性、まさに思考力が次から次へと、試されるようになり、通り一遍の思考では太刀打ちできなくなるからです。
ですから、英語を学ぶ前に、日本語という素晴らしい母国語で、しっかりと思考できる頭脳を作ることに集中して頂きたいのです。
現在、小学校から英語教育を必須化していますが、こちらもあまり賛成しません。
むしろ、国語と算数をしっかりと勉強する方がよほど大切です。
日常会話とビジネス英語初歩なら、中学校3年分の学校のテキストを100%理解すれば、バッチリです。高校英語、まして難関大学の入試英語など、ほぼ必要ありません。
特に、中学1年生の教材を作っている先生方々は、まさに神のレベルです。とにかく、よくこの少ない文字数で、これだけ奥深い内容にできるなと、ひとしきり感心します。
むしろ、中学1年の教科書を読んで、内容に感心できれば、その親御さんやご兄弟は相当、英語力のある方だと断言できます。
一方、自動翻訳機が発達すれば、語学学習の意味が薄れるのではないか?という意見もあります。
こちらは、ChatGPTが端的に回答してくれたので、引用します。
Question : 私は日本人です。自動翻訳機が発達すると、英語学習の意味は薄まりますか?
ChatGPT-4:
自動翻訳技術の進化は、確かに言語の学習の必要性を一部減少させるかもしれません。特に、旅行やビジネスの基本的なコミュニケーションでの使用においては非常に便利です。しかし、以下のような点を考慮すると、英語学習の意義は完全に消えるわけではないでしょう。
- 深いコミュニケーション : 自動翻訳機は文を直訳することが多いため、ニュアンスや感情、文化的背景を正確に伝えるのは難しいです。人間同士の深いコミュニケーションには、直接的な言語の理解が不可欠です。
- 文化の理解 : 言語は単なる単語や文法から成るものではありません。それには文化や歴史、価値観などが結びついています。言語を学ぶことで、その国や地域の文化や考え方をより深く理解することができます。
- 自動翻訳の限界 : 現在の技術でも、自動翻訳は完璧ではありません。特に専門的な話題や新しい表現、俗語などに対しては誤訳することがよくあります。
- 学習のプロセスの価値 : 言語を学ぶことは、脳を鍛えるエクササイズでもあります。多言語を話すことができる人は、異なる視点で物事を考える能力や、多様な状況に対応する柔軟性が向上すると言われています。
- ビジネスや学術の場 : 国際的なビジネスや学術の場では、英語が共通のコミュニケーションツールとして利用されることが多いです。自動翻訳を頼りにするよりも、直接英語でコミュニケーションをとる方が効率的で、誤解を避けることができます。
子どもに英語を勉強してもらいたいと思っている皆さん、まずは、ご自身が率先して英語を学んでみませんか?
前述4の通り、“異なる視点で物事を考える能力や、多様な状況に対応する柔軟性が向上”しますよ。

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