先週、香港の会計事務所へ手数料と報酬を支払うため、本年1月10日の年始で紹介したフィンテックカンパニーWise(ワイズ)のサービスを利用して送金しました。
消費者はテクノロジーを歓迎する – kozuka.blog
下記はPC画面のスクリーンショットです。

テクノロジーカンパニーが既存の金融機関とは全く違うサービスであることを解説したいと思います。
1. トラッキング機能
① 上記の通り、私はWiseの自分のアカウントで
7時55分:送金申込⇒この時点で、日本円でいくら必要なのか、web上に記載されているので、その金額を指定の日本国内の銀行口座へ振込。
② 8時10分 Wiseが海外送金に必要な日本円を受領
③ 8時18分 Wiseは香港ドルで送金
④ 8時18分 受取人へ送金完了
このように、自分が送金した手続きが、今どのような状態になっているかを明示している点が、既存の金融機関との大きな違いです。
⇒仮に、銀行の外国為替窓口であなたが海外送金をしたとしましょう。
あなた:「いつ頃、先方に着金するでしょうか?」
行員 :「海外送金はいつ先方に着金するかは、申し上げることはできません。香港であれば数日では着金すると思いますが、保証はできかねます」
要するに、あなたが窓口で海外送金額と手数料を支払った後は、ブラックボックスなのです。
ユーザーは、上記のように、一度明瞭になったサービスを利用すると、なかなか元の不明瞭なサービスには戻れないものです。
2. スピード
海外送金では、従来銀行はSWIFTという国際送金システムを構築し、運営してきました。
”1973年、15カ国239の銀行が、国境を越えた支払いに関するコミュニケーションをどうするかという共通の問題を解決するために集まりました。これらの銀行は、ベルギーに本部を置くSWIFT(国際銀行間通信協会)という協同事業体を設立しました。SWIFTは1977年にメッセージング・サービスを開始し、当時広く使われていたテレックス技術に取って代わり、急速に世界中の金融機関に信頼されるグローバル・パートナーになりました。”
約50年前のシステムは現在も健在ではある一方、テクノロジーカンパニーは常に、スピードと明瞭さを武器に、既存の業界を打ち負かしてきたことを考えますと、そろそろ主役交代の時期に来ているのかもしれません。
古いシステムで時間がかかるサービスを選ぶのか、海外送金を1時間以内で完結できるサービス(私の香港ドル送金は23分)を選ぶのか?
皆さんはどちらを選びますか?
3.コスト=手軽さ

9,035香港ドル(155,835円)を送金して、手数料は1,073円です。
さらにコスト比較も明瞭で、送金前に銀行との比較もできます。

Wiseは銀行ではなく資金移動業者(関東財務局長第00040号:ワイズ・ペイメント・ジャパン株式会社)で、現状100万円までの送金しかできないため、貿易や大口の金融取引には不向きですが、手数料や現地の経費精算など、利用できるシーンは少なくありません。
Wiseとはサービスの内容は全く異なりますが、当社もテクノロジーカンパニーとして、
1. 明瞭さ
2. スピード
3. コスト
を意識して、ユーザーが驚く体験を提供していきたいと思います。
