現在、テレビ東京・モーニングサテライトで、元ソニー平井一夫さんがリーダーシップについて講義をする平井塾が放映されており、身に染み込むようなポイントを短い時間に端的に語られており、流石だな、全くレベルが違う経営者だなと感心しながら、観ております。
https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/nms/vod/post_275160
その中で、現在のビジネス環境を“超競争時代”と位置付けている点に注目しました。この“超競争時代”を生み出している原因がテクノロジーであることは間違いありません。
“超競争時代”の定義としては、自社が属する業界に、今まで業界にはいなかったプレーヤーが突然現れて、既存プレーヤーのシェアや利益を奪い取ることと考えます。 自社が属している業界のプレイヤー同士の競争が広義の競争だとすれば、 現在のように、全く違う業界のプレーヤーが参入してきて、既存プレーヤーの存在を脅かすことが、超競争時代と言えるのではないでしょうか?
例えば、広告業界における電通や博報堂はどうでしょうか?
インターネット創成期、インターネット広告ベンチャー企業、サイバーエージェントが現れた時、広告業界大手は、必死にサイバーエージェントに様々な圧力をかけました。しかしながら、最も恐るべき相手は、サイバーエージェントではなく、グーグルだったのです。インターネットの検索エンジンにワード広告が利用されるようになり、マスメディア(テレビ、新聞、雑誌等)では測れない広告効果を測れるようになった結果、広告を出す企業は、広告予算を既存のマスメディアではなく、ワード広告やグーグルの子会社であるYoutubeの動画広告にお金をかけるようになりました。
電通 時価総額推移

サイバーエージェント 時価総額推移

百貨店や小売業も同様です。20年前は、このように言われていました。「インターネットは株の売買やネットバンキングは便利だけど、サイズや着心地がわからない服やスポーツ用品は買えないよね」今では、どうでしょうか?読者の皆さんでも、ウェアやシューズをインターネットで一度も買ったことがないという人の方が少ないのではないでしょうか?
この業界の侵略者の筆頭はアマゾンであることは言うまでもありません。
元ソニー社長、平井氏が言う、“超競争時代”はChatGPTをはじめとするオープンAIのサービスを誰でも手にすることができるようになったため、超競争現象が更に加速することは間違いありません。
そこで、本日のコラムではテクノロジーをいち早く使うべき理由について、まとめてみましたので、ご一読ください。
<新しい技術を採用するメリット>
規模や種類、顧客層にかかわらず、ビジネスにおけるテクノロジーの導入は、成長にとって不可欠なものとなります。ここでは、新しいテクノロジーをビジネスに導入することで得られる5つのメリットをご紹介します。
1.効率性の向上
テクノロジーは、より柔軟な業務遂行方法をもたらすことで、プロセスのスピードアップに貢献します。クラウドコンピューティング、ERP(Enterprise Resource Planning)ソフトウェア、CRMソリューションなどのシステムを導入することで、効率的な業務運営と顧客管理につながります。また、目標達成のために、会社全体のみならず、個々の社員のパフォーマンス分析にも役立ちます。このようなシステムを適切に導入することで、パフォーマンスの向上や全体的な効率性の向上につながります。
2.競争力
デジタル・トランスフォーメーションは、企業が競争に打ち勝つための鍵です。AI、ビッグデータ、ブロックチェーンなどのテクノロジーは、有望なスタートアップ企業の間で高い人気を誇っています。新しいテクノロジーを採用することで、企業は誰も提供していないものを提供し、顧客に価値を提供しながら収益源を拡大することができます。
また、顧客や投資家の前で、イノベーターやリスクテイカーとして紹介され、将来ビジョンと新たな可能性を示すことにより、新たな顧客、新たな投資家を惹きつける原動力となります。
3.リモートワークによる効率化
新型コロナウィルスにより、多くの企業にとって、リモートワークを導入する動機となりました。単に、社員を自宅から仕事をしてもらうということにとどまらず、複数の営業拠点がある会社においても、リモートワークを円滑化する良い機会となりました。
マイクロソフトが自社のMicrosoft Teamsを使って、何千キロも離れた場所にいる社員でも簡単にコミュニケーションやつながりを持てるようにしたのは、その好例と言えるでしょう。
4.ワークフロー管理がコンプライアンスを強化する
ビジネスにおけるワークフローシステム化は、時間管理と生産性を向上させるだけではなく、コンプライアンス強化にも役立ちます。マーケティング・営業活動、各種契約行為、会計処理、経費精算、資金決済など、さまざまな業務プロセスの自動ワークフローを構築する上で、テクノロジーは重要な役割を果たすことができます。ワークフロー管理をシステム化することより、改ざん防止や人為ミス防止となり、結果としてコンプライアンス強化に繋がることは間違いありません。
5.将来の成長を見据えたポジション
イノベーションは、新興企業やビジネスがこの変化し続ける環境の中で自らを維持するための唯一の方法です。イノベーションは、未来を定義し、ビジネスの進むべき道を決定するものです。テクノロジーの役割は、より良い製品やサービスを提供できるよう、新しく改良されたシステムでビジネスに力を与えることでしょう。その結果、生産時間を短縮することにより、人員不足を補うと同時に、製品やサービス品質基準を向上させ、顧客満足度を高めることができるようになるのです。
結論:テクノロジー活用は必須である
ビジネスの将来を見据えた唯一の方法は、テクノロジー・ファースト戦略です。
2021テクノロジーが変えたこと① – EK Column (kozuka.blog)

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