先週2月24日現地時間午前5時、ウクライナ軍参謀本部は、公式フェイスブックでロシア軍がウクライナ東部で攻撃を始めたと発表しました。
この衝撃的なニュースが流れて以降、主要各国からロシアの暴挙に対する批判や経済制裁が発表されています。
また、ロシアの軍事侵攻以降、株式市場はネガティブな反応をして大きく下落しました。
そこで、今週のコラムは一見相場には大きくマイナスとなる要因があったにもかかわらず、継続して高い利回りを出している投資戦略を紹介したいと思います。

上記グラフは天才的投資家レイ・ダリオ氏が推奨するポートフォリオを組んだ場合の仮想実績です。
実際のファンドではないので、仮想実績と表現します。
ポートフォリオの構成は下記を推奨しています。
http://www.lazyportfolioetf.com/allocation/ray-dalio-all-weather/
30% 株式(個別銘柄ではなく、S&P500のような米国株式インデックス)
40% 長期米国債(20~25年満期)
15% 中期米国債(7~10年満期)
7.5% 金
7.5% 商品取引
では、実際の大きな出来事があった年と上記グラフの年利回りを比較してみましょう。

多くの機関投資家、ファンドマネージャー、個人投資家が大きな損失を被った年であっても、些少な損失もしくはプラスリターンを出していることは、このポートフォリオがいかに素晴らしいかを物語っています。
また、抽出したグラフは過去40年ですが、マイナスリターンは4年しかありません。
私は毎朝モーニングサテライト(テレビ東京 5:45-7:05)を見て、専門家の方々のコメントを聞いていますが、良く聞くこの言葉に引きずられないようにしましょう。
「相場環境は不透明でしたが、ロシアのウクライナ侵攻で益々不透明となりました」
では、透明な時があったのでしょうか?
少なくとも、見通しが良好であるといったコメントは聞いたことがありません。
事業投資に自信のある方は昨年2月1日に紹介したピーター・ティール氏の投資理論を参考にすべきですが、一般の給与所得者の方には現実離れしていることも事実です。
一方、今回紹介したレイ・ダリオ氏のポートフォリオは、投資単位の小口化や投資対象のグローバル化で、比較的実践しやすいものです。
本日紹介した詳細は、昨年6月28日のコラムで紹介したアンソニーロビンズは自著『世界のエリート投資家は何を見てうごくのか』の姉妹本『世界のエリート投資家は何を考えているのか』の304ページ以降に紹介されていますので、一読をおすすめします。
1,600円(+消費税)が書籍購入コストですので、最高のコストパフォーマンスとなることは間違いありません。
追記:ウクライナの国民の皆様が無事であり、早く自由な生活に戻れることを当社一同、心からお祈り申し上げます。
