先月、私の銀行の後輩がオフィスに訪ねてきた際、こんな質問をしてくれました。「人って、時間が経つとなんで、こんなに差が出るんですかね?入行した時は、みんなほぼ同じ年齢、程度の差こそあれ大学を卒業して社会人になったはずなのに、40歳超えると大きな差が出ますよね。学歴はほぼ関係ないような気がしますし。。。」
という質問でした。
私は、子どもが受験でお世話になった、『開華』という学習塾とセミナー運営(https://kaika.jp/)をしている村松大輔先生のセミナーに参加したことがあり、微差力の説明を受けて納得していたので、後輩君の質問には即座に「微差力だよ」と答えました。要するに、毎日分度器で1度の違いを続けているだけで、時間とともに大きな差になるよね、と説明したところ、後輩君はすごく納得していました。
開華合宿セミナーで見せてもらったスライドがこちらです。

(出所:2019年3月28日~29日、開華合宿資料より抜粋)
では、微差と時間軸をわかりやすく説明するために、こんな図を作ってみました。

この通り、5年未満はあまり差が無いように見えますよね。
しかし、20年経つと大きな差になってしまうのです。
そこで、村松大輔先生と私自身がいつも愛読し、参考にしている斎藤一人さんの「微差力」(サンマーク出版)という本を読みかえしたところ、やはり響くものがあったので、皆様と共有したいと思います。
以下抜粋
“この世の中には微差をバカにする人と、微差をバカにしない人がいます。
プロは微差をバカにしない人のことです。“
“プロとはこだわりです。どのくらいこだわるか?
自分が焼き鳥屋なら焼き鳥にこだわるのです。“
焼き鳥なら、焼き鳥にこだわるという解説で、皆さんもご存じかもしれない焼き鳥屋さん、秋吉を例に出しています。
やきとりの名門 秋吉 12のこだわり (akiyoshi.co.jp)
焼き鳥屋さんなら、炭にこだわり、何本で焼くかにこだわり、串は食材によって丸い串が良いのか?四角い串が良いのか?にこだわり、5本で400円から500円中心の価格帯のメニュー展開で、コロナ前は年商100億円前後あったというのですから、こだわることがいかに大切か、目の前にいるお客様をどう満足させるかにこだわった結果だと思います。
私はGW中、大変嬉しい出会いがありました。
知人の計らいにより、私がファンであるプロ野球球団の主力打者(以下、A選手)と、お話する機会を頂いたのです。
私はA選手が、打席が終わって、ベンチに戻ってくるといつもバットを手入れするのが気になっていて、何をしているのか?聞いてみました。
テレビから見ると、グリップを軽く、やすりのようなもので調整しているのかと思っていましたが、全く違っていて、A選手はこのように答えてくれました。
「あれは、アルコールでバットの汚れをふき取っているのです。ファウルとか打って、バットにボールの跡が付きますが、その跡が残っているのが嫌なので、一打席終わったら必ず綺麗な状態にしておくために、手入れしているのです。」
やはり、一流のバットマンはこだわりがすごいと感心しました。
イチローさんのこだわりは、野球ファンだけでなく、知る人も多いところですが、プロ野球選手は、誰よりもバットにこだわり、グローブにこだわり、スパイクにこだわり、全ての道具にこだわるからこそ、プロ野球選手なのだと思います。
斎藤一人さんは『微差力』の中で、このように端的に表現しています。これは、まさに私の後輩君の質問に対する回答でもあります。
“世の中には3パターンしかありません。
期待通りは普通
期待以下は消えてゆくしかない
期待以上で、はじめてプロ“
どれになりたいか?どうなりたいか?は自分次第なのです。斎藤一人さんは中学卒で高校には通っていませんし、卒業もしていません。
目の前の微差を追及すると時間が味方し、天が味方し、周囲が味方してくれます。
さあ、GW明けの今日から目の前の何かにこだわってみませんか?
こだわりこそが、微差力の源泉です。

コメントを残す