「White wine」のワインの楽しみ方
EKインベストメンツ代表が解説する「ワインの楽しみ方」
「White wine」の楽しみ方
せっかく素敵なレストランに来たのに、どのワインを選べば良いかわからない、今日はホームパーティーだけど、どんなワインを選べば良いかわからない、なんて経験は誰でもありますよね。
私もスイス勤務前はそれほどワインを飲む機会がなかったので、正直、全くわかっていませんでした。スイスのチューリッヒ、米国のサンフランシスコに勤務し、生活する経験をさせてもらったおかげで、日本ソムリエ協会のワインエキスパートという資格を取得することができました。ここ10年くらいは、ほぼ毎日ワインを飲む生活なので、私の体験と感性からワインの楽しみ方を解説したいと思います
1. 白ワインの代表的なブドウ品種3つを覚えましょう。
1. リースリング Riesling
主な産地はドイツ、フランスのアルザス地方。冷涼な地域でしか栽培されません。
色 :金色と黄色の中間くらい。
香り:花の印象。白いバラ、青りんご、鉱物、ミネラル感。オイルっぽさがあります
2. シャルドネ Chardonnay
世界中のワイン産地で栽培されている品種です。冷涼な地域から温暖な地域、北半球、南半球関係なく栽培されて
いるため、香りや味の変化幅が広く、ワイン界の七変化といった存在です。
色 :黄色、温暖な地域ほど金色に近くなるイメージ。
香り:リンゴ、柑橘系フルーツ、洋ナシ、木樽熟成のものは、樽香
3. ソービニヨンブラン Sauvignon Blanc
シャルドネほどではありませんが、世界で広く栽培されています。元々はフランスが主要な産地でしたが、
コスパという点からはニュージーランドが最高だと思います。
色 :青み、もしくは黄緑がかった黄色
香り:ハーブ、草の香り。ライム、レモン等の柑橘系フルーツ。
チリなど温暖な地域ですと、トロピカルフルーツっぽさが強くなります。
2. 料理の色を観察する。
私はあえて、ブドウ品種別の解説で味わいに関する記述をしませんでした。
というのも、味で料理に合わせたワインを飲む前、食べる前から選ぶには、かなりのトレーニングが必要だからです。
しかし、ワインの色だけ覚えておけば、料理に合わせられると思うと、気楽じゃないですか?もちろん、多少外れることやドンピシャでないことはありますが、色を覚えたら、大不正解を招くことはありません。
※ここでいくつか例を挙げて説明します。
よく、肉には赤、魚には白と言いますが、確かに正解である一方、不正解もあります。潜入感を除いて、肉料理の色を思い出してください。
鶏肉を焼く(加熱する)と、色は赤と白、どちらが近いですか?
豚肉を焼く(加熱する)と、色は赤と白、どちらが近いですか?
いずれも、白の方が近いですよね。
では、魚はどうでしょうか?
マグロやカツオの色は、白ではなく、赤ですよね。
3. 料理の色に近い色のワインを選ぶ。
料理の色を観察できたら、それに近いワインを選んでください。鶏肉や豚肉には是非白ワインを試してみてください。もちろん、調理法やソースによっても選ぶワインは変わりますが、その際も色に注目してください。
鶏肉を例にしてみましょう。中華料理の鶏肉には、リースリングがおすすめです。リースリングの特徴は華やかさとオイル感なので、油を使う料理が多い中華料理には相性が良いです。
ご家庭で鶏肉を焼いて、こんがり焼き色が付いていれば、シャルドネが良いでしょう。焼き色と、濃い目の黄色はすごく近い色ですよね。これからの季節、バーベキューで燻製を作る方もいるでしょう。その時は、カリフォルニア・ナパバレーのシャルドネがおすすめです。
ナパバレーのシャルドネは樽香があり、樽の香りと木のチップを材料とする燻製は、親戚のようなものなので、相性はバッチリです。樽香のあるシャルドネは濃い黄色(金色、茶色に近づく)、燻製は飴色から茶色に近い色なので、やはり近い色は相性が良いと言えます。
東南アジア料理のような蒸した鶏肉に、ネギや香草がかかっていたら、ソービニヨンブランを選びましょう。
ネギやパクチーなどの緑色の食材と黄緑がかった黄色のソービニヨンブランは最高に相性が良いので、喜ばれること間違いなしです。
薄い青から黄緑がかっているソービニヨンブランは、ベビーリーフのサラダ、ライムやスダチをかけた白身魚のカルパッチョなど緑色系が入った前菜料理には相性が良いので、是非お試しください。
