草の根 国際交流

先週、親友であり、またビジネスパートナーでもあるスイス人 Ivo Winistoefer氏が来日しました。
彼とは、私が1997年9月〜2000年11月まで勤務したスイス富士銀行(銀行と名前はありますが、業務は証券業務が中心の証券現地法人)で同じ株式トレーディングチームで仕事をしていたので、知り合ってから20年以上が経っています。もちろん、あまりコンタクトがない時期もありましたが、この5〜6年は、仕事の付き合いもあり、週に1度は電話(Viber)で話をしています。
せっかく、海外勤務をしても、勤務地を離れた途端、現地のスタッフと交流がない日本人も少なくない中、私は、運良くスイス勤務時代のスイス人数人とは今でも、メールや電話でやりとりをしています。

現在、彼はオルタナティブ投資()ファンド(ヘッジファンド)を運用する会社AlprimeCapital(https://www.alprimecapital.com/)のCEOを務めており、日本に顧客がいるため、コロナ前はほぼ毎年来日していましたが、2020年以降は出入国制限の影響で来日することができず、今月、水際対策の緩和により、ようやく来日するに至りました。
また、先週16日金曜は、お互い予定を空けておいたので、七里ガ浜でランチをして、鎌倉観光をしてきました。(彼はカイトサーフィンが趣味で、海が大好きなため、湘南を選びました)

オルタナティブ投資:伝統的資産と言われる上場株式、国債、社債以外の運用対象に投資すること。具体的な投資対象としては、ヘッジファンド・商品ファンド・不動産投資・未上場株投資などが該当し、従来にない資産に代替する(=alternativeオルタナティブ)という意味でこの名称が使われています。

外国人の友人や信頼できるビジネスパートナーがいると、たくさんのメリットがあります。
例えば、

  • 日本人とは異なる場所、文化の中で生活し、仕事をしているので、知らない情報や、日本人では発想しないアイデアに触れることができます。  
  • プライベートであれ、ビジネスであれ、こちらが現地を訪問する機会がある時、ツアーでは行くことがないお店や場所を案内してもらえることがあります。

ここから先はあまり一般的な話ではありませんが・・・・

  • もし、あなたがタックスヘイブンに会社を設立したい場合、あなたが50%以上の持ち株割合を保有する(①株式等保有割合、②議決権等保有割合、③請求権等保有割合のいずれかが50%を超える)と、タックスヘイブン対策税制が適用され、あなたは、国内の所得に合算して課税されますので、タックスヘイブンのメリットを享受できません。
    しかし、信頼できるパートナーがいて、あなたの持ち株保有割合が50%以下であれば、タックスヘイブン対策税制には該当しません。
    (ただし、この制度は変更される可能性がありますので、実際に活用される際は、顧問の先生や専門家からタックスヘイブン税制に関する意見を受領してください)

いろいろ、外国人のビジネスパートナーがいるメリットを書きましたが、おそらく、ほとんどの方は、そもそも英語が話せない、読み書きできないので、外国人とコミュニケーションできないと思っている読者の方が多いのではないでしょうか?

私は、スイスに転勤した際、帰国子女でないばかりか、留学経験もありませんでした。要するに、いきなり東京からスイスに転勤になったのです。
当時、日本から派遣された行員は私含め6名いましたが、2名が銀行派遣留学、3名が帰国子女で、海外生活経験がないのは私だけでした。

学生時代の英語の成績はそれなりでしたが、仕事で使える状態ではありませんでした。そこで、日本人で、英語ができる人や、帰国子女の方にアドバイスをもらうと同時に、どうやったらネイティブに近づけるか?を考えて、英語を学ぶようにしました。
英語を学ぶ上で、スイス、米国、香港で仕事をした経験のある私なりのポイントを挙げておきます。

  • 英語は言語なので、極力、毎日触れるようにする。
    今は、Youtube、ポッドキャストなど便利なツールがたくさんあるので、私がスイスに着任する前の約25年前からは格段に英語を勉強するツールは増えています。
     
  • 英語を和訳しない。
    日本の英語教育は、和訳から入るので、どうしても日本語で理解しようとするため、頭の中で和訳、英訳の作業を繰り返しがちです。この作業からの脱却こそが、上達の近道です。
    英語は英語のまま聞いて、理解するように心がけましょう。
    例えば、rice = 米ではなく、rice = riceでいいんです。実際、カリフォルニアは米の産地ですが、日本の米と土壌や気候が異なるので、同じものではありませんよね。
     
  • 英語の基本動詞をマスターする。
    ネイティブは、have, make, get, take, give, come, putなどの基本動詞を駆使して、ほぼ会話をしています。あまり難しい単語をあれこれ覚えるのではなく、基本動詞を使いこなせるかどうかが重要です。
    例えば、このような状況の時、相手にどう英語で伝えますか?

    場面1.タクシーに乗って、直進しているけど、右方向、左方向、中央へ道が分岐していて、真ん中の道を行ってもらいたい時。

    場面2.待ち合わせの時間には少し遅れそうだが、映画が始まる19時には到着できそうな時。

    回答は文末。
     
  • 日本人が基本動詞や単語、前置詞のニュアンスを理解するのに役立つ本。
    オススメは、
    大西 泰斗先生、ポール マクベイ先生コンビの著書、ネイティブスピーカーシリーズです。

最近ではダウンロード版もあるので、英語を勉強したい方は是非、試してください。

最後に、英語の上達のポイントは、やはり間違いを気にせず、話すことです。
英国で生活経験の長い方の言葉が印象的です。

「そもそもイギリス人は、日本人が英語をうまく話せるなんて、全く期待していない。だって、見た目どうみても外国人が、東京でペラペラ日本語話されると、ちょっと違和感ない? むしろ、たどたどしいのが普通。うまく話そうとしなくて大丈夫」

上手く話す必要なんてないので、まずは自分の持ち味を相手にぶつけてみましょう(笑)

回答:
場面1:Please taka a middle road.
簡単なフレーズですが、タクシーのドライバーさんに、とっさにtakeが出てくれば、かなり上級者です。Takeには、選択のニュアンスがありますので、この場面では3つの選択肢から真ん中の道を行ってもらうことを選択しています。さらに、意外と出てこないのがmiddleかもしれません。

場面2: I can make it earlier than 7 pm.
7時には間に合いそうだ。make it には間に合うというニュアンス、意味があります。
例えば、友達が終電に乗り遅れそうだけど、小走りもしくは、早歩きすれば間に合いそうな時は、
You will make it if you hurry. 急げば間に合うよ。

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